10月、私の働き方は大きく変わりました。参画するプロジェクトの変更に伴い、テレワーク中心の勤務からフル出社へ移行しました。 当初は、通勤時間の増加や自由度の低下に対してネガティブな印象を持っていました。しかし、わずか一週間でその考え方は大きく変わりました。
フル出社を始めて最初に意識したのは、「この時間をどう有効活用するか」という視点です。 通勤時間に情報収集をあてるのはよく聞く方法ですが、以前はうまく続けられませんでした。情報を取り入れても、実践や理解につなげられなかったのです。 今回は、通勤時間を単なる移動ではなく、積まれている学習タスクを消化するための時間と捉えました。この発想の転換により、出社は義務ではなく、自己成長のための投資へと変わりました。 こうして通勤時間を「学びの時間」として明確に位置づけることで、ネガティブなイメージは完全に払拭されました。以前は目的地に着くまでの「待ち時間」だった通勤が、今では学びに没頭できる貴重な時間となり、むしろあっという間に到着してしまう感覚です。
通勤時間を学習時間に変えるため、AirPods Pro 3を購入しました。この投資は想像以上に大きな効果をもたらしました。 それまで私はテレワーク中心だったため、オープンエアー型で騒音が直接聞こえるイヤホンを使っていました。出社切り替え当初は我慢していましたが、さすがに限界を感じて購入しました。ノイズキャンセリング機能のおかげで周囲の雑音を気にせず学習に集中できるようになりました。移動時間という制約を、集中できる学習空間に変えることができました。

メリット
デメリット
フル出社を経験して最も大きな変化は、自己管理への意識が高まったことです。 学習効果を最大限引き出すために、睡眠を軸にした生活習慣を考え、起床・就寝時間を見直しました。パフォーマンス維持のための生活改善、そして通勤時間を学びの時間に変える工夫。ノイズキャンセリングイヤホンという学習環境への投資も含め、こうした取り組みにより、テレワーク時代よりも学習時間が増えました。 こうして学びのリズムが生活に定着し、次の変化が生まれました。通勤で学習する習慣が自宅にも波及し、家での勉強時間も自然と増えました。移動中にインプットした内容を自宅でアウトプットすることで、理解が深まり、学びの質も向上しています。 出社は、単なる働き方の選択肢ではなく、自己成長を促す環境の変化だと強く感じています。制約があるからこそ工夫が生まれ、その工夫が新たな価値を生み出しました。そんな好循環を実感できたのはうれしい誤算でした。